「赤水図と地図帳」の比較読図により教材活用としての可能性を探る

日本地図学会の森田喬会長による特別講演「地図の発見」です

 

日本地図学会の卜部勝彦常任委員長による「新しい授業を創るためのスキルアップ講座 長久保赤水図の教材活用」の講義

全国の中学校で地理を教える先生方、約100人が参加して開かれた第60回全国中学校地理教育研究会 日本大学経済学部7号館

「赤水図と地図帳の比較読図」教材活用としての可能性などを探る

 

◆来年の日本地図学会の定期大会は、水戸市の茨城大学で開催予定

来年の日本地図学会の定期大会は、水戸市の茨城大学で開催が予定されているとの事です。この中で、長久保赤水に関する企画なども検討していただけるとの事で、今後、ますます、長久保赤水の赤水図が、日本地図学会の中でも大きな広がりを見せてくれそうな気配です。また、日本地図学会の広報誌でも、ぜひ、「長久保赤水の特集」を組んでいただけるようお願いしたところ、森田喬会長(法政大学名誉教授)と卜部勝彦常任委員長(日本大学教授)のお二人からは、快諾をいただきました。そんな訳で思わず私(長久保赤水顕彰会会長の佐川春久)も日本地図学会に入会してしまいました。これで赤水会からは、三浦邦明・長久保伸江理事に続いて、日本地図学会への入会者は3人目となりました。

◆原寸大の日本地図のレプリカは、お昼休みに完売しました

卜部勝彦常任委員長によれば、7月21日(日)に高萩市で長久保赤水の資料を見たことにより、10日間でスキルアップ講座の内容を急遽変更して、8月2日(金)に「長久保赤水図の教材活用」の講義を行ったそうです。現場で、中学生に地理を教えている全国の中学校の先生方に長久保赤水の赤水図を実際に使っていただきました。当日、長久保赤水顕彰会で用意していった長久保赤水の原寸大の日本地図のレプリカは、お昼休みに完売しました。購入できなかった方には、予約申し込みしていただき、後日、お送りいたしました。また、11月に愛媛県松山市で予定されている日本地図学会の地方大会でも、この長久保赤水の原寸大レプリカの赤水図を活用したいと言っていました。

◆「赤水図と地図帳」の比較読図により教材活用としての可能性を探る

8月2日(金)に、全国から中学校で地理を教える先生方、約100人が参加して、第60回全国中学校地理教育研究会が、日本大学経済学部7号館で開催されました。日本地図学会の森田喬会長の特別講演「地図の発見」に続いて、卜部勝彦常任委員長による「新しい授業を創るためのスキルアップ講座 長久保赤水図の教材活用」の講義が行われ、長久保赤水の原寸大の日本地図のレプリカと帝国書院の「中学校社会科地図」を見比べながら、「赤水図と地図帳の比較読図」が熱心に取り組まれました。これにより、比較読図から発見したことや教材活用としての可能性などを探っていました。

◆赤水図は初めて緯度が入った全国地図で日本の地図史にとって非常に重要

日本地図学会の森田喬会長は「赤水が地図の形を改訂していった流れや、資料同士の関連性を分かりやすく見せる事が必要。その意味で、ぜひ、資料全体をデジタル化して、より広く情報発信できるようにしてほしい」と提案。また、地図研究家の今尾恵介さんは「赤水図は初めて緯度が入った全国地図で、日本の地図史にとって非常に重要。情報が少なく移動速度も遅かった時代にこれだけのものを作ったには、ものすごい好奇心と努力があったのだろう」と讃えた。(7月22日茨城新聞掲載)

1.7.22 赤水の資料、史跡見学

 

◆国際地図学会議終了後のツアーで日本地図学会の森田会長や卜部常任委員長が来市

東京都内で、7月15日(月)から20日(土)までの日程で、国際地図学会議が開かれ、世界各国から約700人が参加しました。この国際地図学会議終了後のツアーが7月21日(日)から22日(月)まで開かれ、海外研究者などを含んだ13人が、高萩市や古河市などを訪れました。このツアーには、日本地図学会の森田喬会長(法政大学名誉教授)や卜部勝彦常任委員長(日本大学教授)、今尾恵介さん、今井健三さんなど、日本地図学会の重鎮の皆さんが参加されており、長久保赤水の資料の高い精度を讃えていました。

1.7.23 江戸期日本図、西洋で関心

 

◆国際地図学会議の公式行事ツアーが古河市歴史博物館を訪れた

この国際地図学会議の公式行事ツアーとして、7月17日(水)に海外の研究者などを含んだ16人が、古河市歴史博物館の「鎖国時代 海を渡った日本図」の展示会を訪れました。長久保赤水顕彰会では、当日、古河市に出向いて、このツアーの参加者に長久保赤水の原寸大の日本地図のレプリカと長久保赤水オリジナル切手シートなどをプレゼントしました。

1.7.12 赤水資料新たに24点

 

◆赤水図が国内に止まらず海外にも与えた影響とその偉業を再確認

7月14日(日)に長久保赤水顕彰会では、24名が参加して古河市歴史博物館の「鎖国時代 海を渡った日本図」の展示会を見学に行きました。西洋人にとって未知の世界だった日本への関心の高さや赤水図が国内に止まらず、海外にも与えた影響について、その偉業を再確認致しました。高萩市歴史民俗資料館で展示中の赤水の地図作成の過程がわかる資料展と古河市歴史博物館の展示を見ていただければ、長久保赤水の業績の凄さを実感していただけるものと思います。

1.7.7 赤水資料299点を寄贈

 

◆地形だけでなく地名情報としても赤水図の果たした役割が大きかった

石川流宣の日本地図の地名は、約900と言われていますが、赤水図は、初版が約4,200、2版が約6,000といわれています。つまり、地形だけでなく、地名情報としての赤水図がヨーロッパやロシアで果たした役割も、大変、大きかったことがわかります。赤水図がヨーロッパに渡ったのは、長崎商館長イサーク・ティチングが日本を離れた安永9年(1780)から天明4年(1784)頃といわれます。江戸幕府がイギリス海軍に伊能小図を渡したのは、文久元年(1861)です。赤水図がヨーロッパに渡ったのは、それより81年から77年も前で、日本図の基本図として、伊能小図が海を渡るまで、世界中で利活用されていたのです。

1.7.2 長久保赤水の資料、市に寄贈

 

◆世界6か国の有名コレクションに44枚の赤水図がありロシアでも翻訳され発行

馬場章元東京大学大学院情報学環教授によれば、世界6か国の有名コレクションに44枚の赤水図があり、大切に保管されているといいます。シーボルト親子が赤水図を17枚、ヨーロッパへ持ち帰り紹介したといいます。その中でも特に、ルール大学のものは、地名辞典といえる特徴あるものですが、それらを裏付けるような今回の古河市の展示内容であると思われます。そのほか、赤水図は、ロシアでも翻訳され発行されていました。

1.6.26 秋山中で赤水顕彰会「子ども教室」

 

◆古河歴史博物館でも「鎖国時代 海を渡った日本図」の展示会が開催中!

7月13日(土)から9月1日(日)まで、古河市の歴史博物館でも「鎖国時代 海を渡った日本図」の展示会が開催されています。大阪大学の小林茂名誉教授や甲南大学の鳴海邦匡教授、茨城大学の小野寺淳教授などによって、江戸時代にヨーロッパやロシアに持ち出された赤水図が、どのように翻訳され複製されたかが詳しく紹介されています。クルーゼンシュテルンやクラブロート、アダム・スミスなどの日本地図では、自分たちで測量したところ以外は、殆どが赤水図を使用していることが良くわかります。

1.6.25 赤水の偉業、思いはせ

 

◆高萩市歴史民俗資料館で「世界を見える化」長久保赤水特別展を開催中!

同期間中に、高萩市歴史民俗資料館で「世界を見える化」長久保赤水特別展が開催中です。会場には、日本地図や中国地図、世界地図、中国歴史地図帳など、赤水関係資料62点が展示されています。また、長久保赤水の代表作『改正日本輿地路程全図』を3倍に拡大したタペストリーも展示されており、夏休み中の子どもたちが靴を脱いで地図の上に座って楽しそうに赤水図を見ている姿が見受けられます。これは、高萩市歴史民俗資料館の入口に掲げられたタペストリーとともに、長久保赤水顕彰会の三浦邦明理事が、高萩市に寄贈されたものです。ぜひ、ご来館いただければ、幸いです。よろしくお願い致します。

1.5.17 日本初の全国地図PR

 

8月31日(土)全国赤水ウオーク! 第2回東京大会2019 参加者募集中 です

 

 

◆茨城県県北生涯学習センター 後期講座参加者募集中!

奮ってご参加ください。

K2 いったい何者?長久保赤水

下からお申し込みください。

http://www.kenpoku.gakusyu.ibk.ed.jp/?page_id=31