長久保赤水著 「農民疾苦」(草稿)現代語訳・訳注
書名 長久保赤水著 「農民疾苦」(草稿)現代語訳・訳注
書名別名 長久保赤水著 「農民疾苦」(草稿)現代語訳・訳注 編著 増子和男
著作者等 編著 増子和男/編集・発行 :長久保赤水顕彰会/帯:勝野美江(農林水産省大臣官房 新事業・食品産業部外食・食文化課政策情報分析官)/装幀:廣原朝代/制作 :茨城新聞社
概要/長久保赤水は、日本初の刊行日本図「改正日本輿地路程全図」(赤水図)や世界地図など多数の地図を製作した先駆者だが、農民の窮状を「農民疾苦」に著し直訴した偉大な功績も遺す。
農民出身の赤水は水戸藩第6代藩主:徳川治保公の侍講をつとめて1年後の 安永7年(1778年)に、藩主に対し決死の覚悟で「農民疾苦」に著し直訴した。農民出身の学者としてではなく、苦しむ農民の側に立ち、行動力を示した。当時の直訴は御法度で、一歩間違えば一族郎党に累が及ぶ。まさに、赤水一世一代の大英断である。また、それを、何のとがめもなく受けとめた徳川治保公の度量の広さが伺える。治保公はその後も赤水を重用するなど、赤水への信頼は厚く、手放し難い意向を覗かせる。互いが特別な関係性であることが伺い知れる。
今回、増子和男氏の草稿文の現代語訳・訳注は、古文書「農民疾苦」をより身近なものとした。多くの教訓が時代を超えて受け継がれるものと期待する。別冊「蒭蕘談」では、先見の明を持つ赤水が「義倉」の設置を訴え、「備蓄」の重要性を江戸時代に説いている。
全国の子どもたちが教科書に掲載の赤水について学び、それらが発信源となり、国内外、世界へ広がることを期待したい。
出版元 長久保赤水顕彰会
刊行年月 令和7年(2025年)11月6日
ページ数 70ページ
大きさ B5判 182×257cm
ISBN 978-4-9912295-5-8
言語 日本語
出版国 日本
定価 1,100円(税込)