高萩市教育委員会・長久保赤水顕彰会・日本地図学会の3者が連携、長久保赤水が製した『改正日本輿地路程全図(赤水図)』を活用した教育の開発に取り組みます。…令和3年5月22日 茨城新聞

 長久保赤水が製した『改正日本輿地路程全図(赤水図)』を活用した教育の開発について、高萩市教育員会・長久保赤水顕彰会・日本地図学会の3者が連携して取り組む。早ければ今年度9月には、地元中学校3校での授業を予定。……令和3年5月22日 茨城新聞掲載(小平瑛平記者)

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 このモデル授業は、日本地図学会常任委員長の卜部勝彦教授(日大経済学部)が担当。赤水図の5倍拡大図を生徒たちと囲みながら、卜部教授から直接『赤水図』に関する解説を聞き、現代の地図との比較を生徒の目で確認し、発見することもできる。授業を通して、生徒の「地図を読む力」の向上を図ることを目的に、3者連携して今後展開してまいります。

 江戸時代に広く庶民に普及した『赤水図』活用の授業を行うことで、歴史上の人物が歩いた地名や地理情報を重ね疑似体験もでき、「歴史と地理の融合」を図れると期待しています。

 これまでの授業をブラッシュアップし、同時に現場の先生にとっても情報が少ない『長久保赤水と赤水図』について、知っていただく絶好の機会になると思われます。

 モデル授業を通して、『長久保赤水と赤水図』の魅力と活用を、全国へ広げたいと願っています。

〈学ぼう赤水を 教科書に載せて 広げよう 世界へ〉