長久保赤水が製作した「改正日本輿地路程全図」(赤水図)の新たな地理教育への活用提案について

令和3年度の中学校地図教科書(帝国書院)に「長久保赤水の赤水図」が掲載されたことを機に、高萩市教育委員会と長久保赤水顕彰会は日本地図学会と連携し、「赤水図」拡大タペストリー(拡大床敷赤水図)を活用した新たな地理教育への提案を行っております。

以下は長久保赤水顕彰会機関紙「飛耳長目」31号(2021年7月1日発行)に掲載された提案内容です。※コロナ感染予防の観点から9月実施事業は令和4年度に延期されました。

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【拡大床敷「赤水図」活用のヒント】

日本地図製作に於いて著名な「伊能忠敬」に至るまでの先人「長久保赤水」や、その長久保赤水が参考にした数々の先人たちの地図や資料、現代の「日本地図」が完成するまでの明確な経緯と時系列を学び、伊能忠敬の「伊能図」と長久保赤水の「赤水図」は特徴的に何が異なるのか、児童生徒・学生が明確に答えられるように学ぶことも重要。

高萩市教育委員会と長久保赤水顕彰会は日本地図学会と3者連携し、「赤水図」5倍拡大床敷地図(423×644cm)を地理教育で活用することを提言しています。

拡大再現した江戸時代の明確な日本地図上に実際に乗って、見て、触れて、その地図から読み取ること(地図を読む)を学び、生徒自らが現代地図と比較検証し発見をする、そうした体験的な新たな地理教育への提案を行っております。

教材となるオリジナル「赤水図」拡大タペストリーの製作窓口は長久保赤水顕彰会が行っております。以下一覧は、教材や展示会場(常設・臨時)に最適な素材と大きさのご提案となります。

🔶教材としての「赤水図」拡大タペストリー【拡大床敷赤水図の素材別製作費・比較一覧】

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