【長久保赤水と江戸の豪農の食】茨城県指定文化財穂積家住宅(高萩市)を会場に特別なランチを期間限定‼ 予約受付は2月10日。「クラブ・ガストロノミー・茨城」主催。 

フュージョン・ダイニング【長久保赤水と江戸の豪農の食】茨城県指定文化財穂積家住宅(高萩市)を会場に特別なランチを期間限定‼ 予約受付は2月10日午前9時~ 「クラブ・ガストロノミー・茨城」主催。

🔷開催 2022年3月26日(土)・3月27日(日)

🔷定員 両日とも10組20名(応募者多数の場合は抽選)

🔷料金 お一人様22,000円(税込)フルコース、ペアリング・ドリンク、高萩市歴史民俗資料館の解説付き見学、高萩駅からの送迎が含まれます。

👉クリック、長久保赤水と豪農の食 ちらしを拡大

🔶お申込みフォーム、詳細内容は以下URLより

https://gastronomieibaraki.wordpress.com/

※以下、紹介文より抜粋

 今回のイベントのコンセプトの中心に、茨城県高萩市が生んだ偉人、長久保赤水を据えてみました。長久保赤水って誰?という方のために、簡単にこの人物について紹介しておきたいと思います。赤水は江戸時代後期に高萩市赤浜に農民の子として生まれましたが、幼少の頃より学問を愛好し、後に松岡七友と呼ばれる当地の賢人として知られることなります。また彼は藩主徳川治保(はるもり)の侍講を勤め,光圀が始めた事業である『大日本史』の編纂にも携わることになります。しかしながら何といっても彼の最大の功績は、経線・緯線が記入された史上初の日本全図『日本輿地路程全図』を作成したことにあります。(中略)

 また、長久保家は、代々この地で庄屋を勤めていました。今回の会場となる穂積家も当地の豪農として知られた存在でありました。そこで私たちは江戸時代の豪農たちの食生活がどのようなものであったのか、古文書にあたり調べてみました。そこから、赤水が鮑や菊の漬物などを愛していたこと、すでに当時から凍みこんにゃくなどが食卓に上っていたことがわかりました。ガストロノミー・茨城のシェフたちがここからインスパイアした現代的な料理を、重厚な歴史を持つ空間にて皆様に楽しんで頂こうと考えております。

(クラブ・ガストロノミー茨城世話人 茨城大学教授 中田 潤)