東京新聞連載『日本図の変遷〜赤水から伊能へ』 第7回「改正日本輿地路程全図」執筆:小野寺淳氏/2022年11月22日(火)掲載

東京新聞連載『日本図の変遷〜赤水から伊能へ』 第7回は「改正日本輿地路程全図」執筆:小野寺淳氏(放送大茨城学習センター所長)2022年11月22日(火)掲載

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長久保赤水が、1779(安永8)年に完成、翌年春に大坂の書肆(江戸時代の出版業者)浅野弥平衛刊「改正日本輿地路程全図」は、経緯度線上に日本列島を正確に位置付けた初の刊行日本図です。

完成から刊行まで少し間があるのは、版を彫ることに時間を要したとされています。

通称「赤水図」は、江戸時代に多くの庶民が手にした地図として知られています。情報満載、長久保赤水の集大成の日本図といえます。