県立八千代高(結城郡八千代町平塚・根本雄一校長)で、「赤水図」活用し地理学ぶ(茨城新聞2023.1.27掲載)
長久保赤水の地元高萩市の3中学校をはじめ、十日町など県外でも「赤水図を活用した地理教育」を推進している卜部勝彦教授(日大地理学教授・日本地図学会長久保赤水図専門部会代表)。
今回、県立八千代高では卒業を前にした三年生の集大成として、地理Bの授業に採用しました。授業者は高柳元(はじめ)教諭で、前述の卜部教授を恩師に持ち、赤水顕彰会会員の縁で成立しました。
高柳教諭は、「八千代高が県内高校の赤水図活用の拠点となるよう努めています」と、後日赤水顕彰会会長宛ての礼状に目標を記しました。
授業後半では、赤水の人物像や偉業、「赤水図」製作の背景などについて、長久保赤水顕彰会・佐川春久会長が解説しました。
赤水図」活用の地理教育が、中学・高校、様々な団体の講座などで採用され、楽しく地図を読める人が増えて、防災や災害時の避難などにも活かされますように。