海田俊一氏 日本地図学会2022年度 第215回例会・講演『改正日本輿地路程全図(赤水図)ー改訂の経緯を中心にー』のレジメ及び講演補足を公開

2023年2月19日(日)、日本地図学会2022年度 第215回例会(主管:長久保赤水図専門部会)が開催され、第一部の講演に登壇した海田俊一氏は、『改正日本輿地路程全図(赤水図)-改訂の経緯を中心に-』と題し、日本図の主要な系譜や改訂の経緯や違いなど詳細について画像資料を示しながら解説しました。

この度、講演内容のレジメ及び講演補足など資料をご提供いただきましたのでご案内いたします(表紙右の表示から詳細PDFをご覧ください)。また、当日は海田俊一氏の秘蔵コレクションから改正日本輿地路程全図の初版や第二版など5枚を展示しました。貴重な地図をガラス越しではなく直接ご覧いただける機会となりました。

第二部では卜部勝彦氏(日大教授)らによる『地理教育における地図帳読図を育むため赤水図利用の可能性~茨城県高萩市各中学校での授業実践から~』の発表及びワークショップが開催されました。

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海田俊一 Toshikazu Kaida医師、日本地図学会会員、長久保赤水顕彰会会員、国際古地図研究会会員。主な著書『World Maps Published in Tokugawa Japan -An Illustrated Catalog』2022年3月、『図説総覧江戸時代に刊行された日本地図』2019年11月、『流宣図と赤水図-江戸時代のベストセラー日本地図』2017年10月※いずれもアルス・メディカより出版。