頼春水と古川古松軒、そして、長久保赤水など儒学者のネットワークを紹介
賴山陽記念文化財団 広報誌「雲か山か」に掲載。2023.3.31号
古川古松軒が書いた
「備中国下道郡南山古墳ノ図」が広島県の賴山陽史跡資料館にある。
これと同じ構図の絵画が、茨城県高萩市歴史民俗資料館が所蔵する
長久保赤水関係資料(重要文化財の地図・絵図類
NO54.「備中国下道郡南山古墳之図」)である。
古川古松軒の絵画が3人の間を繋いでいるのだ。
当時の儒学者のネットワークを知る貴重な資料の一端であると思われる。
頼春水と古川古松軒
-令和4年度特集展「頼家ゆかりの絵図」から-
賴山陽史跡資料館 学芸員 川邊あさひ 氏
頼春水と古川古松軒-令和4年度特集展「頼家ゆかりの絵図」から-