高萩市と友好都市協定を結ぶ山形県新庄市の児童ら約50人が「松岡藩校就将館」(市立松岡小郷土資料室/高萩市下手綱)を訪れました。
江戸時代初期、16年間に渡り松岡藩主を務めた戸沢政盛が領地替えで新庄に移ったのが縁で、1989年に両市が友好都市になりました。
新庄市の児童らは、両市とゆかりの偉人の功績や歴史的つながりなどを学びました。
当日、解説を務めた佐川春久氏(長久保赤水顕彰会会長)は、松岡城の整備や日光東照宮の建築にも貢献した戸沢政盛(1585〜1648)の功績を紹介しました。
「領地替えの際に松岡時代の家来を何人も連れて行った。松岡での街づくり、政治のノウハウを新庄で再現した」とつながりを指摘。(茨城新聞掲載紙より)