命日を前に8月26日に行われた『赤水忌』について、31日付茨城新聞に掲載されました。

8月31日は、長久保赤水(1717〜1801)の命日で、8月では2回目の100%満月日でした。
命日を前に8月26日に行われた『赤水忌』について、31日付茨城新聞に掲載されました。
みなさまも日頃の喧騒を離れ、ひと時、満月を眺めることができたでしょうか。
◆当日は、赤水の墓所や松月亭(多くの地図や書籍を生み出した赤水の隠居所)など所縁の地を巡り、赤水の偉業を称えました。
30日に発行の書籍でも、松月亭絵図についてとりあげています。
「松月亭」の名は赤水の漢文から自ら名づけました。
「松樹万年蒼し、月光千里白し」がもとになったと解説されました。解説は赤水の9代目子孫にあたる長久保孝徳さん(たかのり・顕彰会理事)が詳しく説明しました。
最後は、隣接の北茨城市中郷町にある県立北茨城特別支援学校を会場に、赤水の天文学に思いを馳せ、天体望遠鏡やプラネタリウムなどを活用し、月や星の観察が行われました。天文学のコーナーは、すばる天文同好会(高萩市)が協力しました。