海を渡った長久保赤水の「改正日本輿地路程全図」(赤水図)を以前紹介しましたが、赤水図には竹島が明記され、島根県のホームページでも取り上げています。
今回は、西欧で翻訳され名も無く刊行され続けた赤水の「改正日本輿地路程全図」について、前島根県竹島問題研究所:顧問の杉原隆さんが書かれた記事を紹介します。
レザーノフとクルーゼンシュテルンの日本図 – 竹島関係 – 島根県
「Rezanovが持ち帰った赤水図で作成の露訳日本図」(ロシア語)
クルーゼンシュテルンは、前記のレザーノフ(Rezanov)がロシア帝国から日本派遣全権大使として1804年9月通商を求めて長崎に来た時、レザーノフが乗船したナジェジダ号の船長として同行した人物である。2人は航行中に意見の不一致することが多かったといわれているが、1807年、1809年とほぼ同じ時期に帰国後持ち帰った長久保赤水の地図を利用して別々に種々の情報を発信していたことになる。一見して共に赤水図を基に作成されたことがわかる日本図であるが各所に相違点もある。(島根県ホームページより)
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◆レザーノフとクルーゼンシュテルンの日本図(島根県/web竹島問題研究所)