茨城県立つくばサイエンス高等学校（つくば市谷田部/石塚照美校長/小林誠名誉校長・特別栄誉教授）の図書館内に『赤水コーナー』が設置され、当赤水顕彰会より寄贈の書籍や赤水のマンガなどが並べられました。
江戸時代、科学的知識を取り入れて製作された長久保赤水の日本地図「改正日本輿地路程全図」（通称・赤水図）をつくばサイエンス高等学校で活用いただけることは、後世の活用を見据えていた赤水の願いが叶うのではないでしょうか。
同コーナーには【茨城のレジェンド 日本地図の生みの親『長久保赤水』を知っていますか？】とPOPや解説が掲出されています。
同コーナーは、学校長、図書館担当職員など皆様のご協力を得て、教科担当の高柳 元教諭の手により写真のように展示されました。高柳教諭より「授業で活用させていただくとともに、生徒、教職員に長久保赤水の業績を知ってもらうため、周知活動にも力を入れていきたいと思います。」と熱心なご報告が寄せられました。
補足１▶︎ 県立つくばサイエンス高等学校は、つくば工科高校を改編して2023年度に開校。県内初の科学技術科が設置されています。科学技術科は4領域に分かれ、1年次に全ての領域を学び、2年次以降は選択した領域の専門的な授業を受けるという特色を持ちます。
補足２▶︎同校の小林誠名誉校長は、つくば市在住で、2008年にノーベル物理学賞を受賞。高エネルギー加速器研究機構（KEK、つくば市）の特別栄誉教授にも就いています。
また、
◼️長久保赤水顕彰会Facebookページへは、こちらからご覧になれます。