長久保赤水顕彰会・日本地図学会会員である海田俊一氏(東京都)の著書、『図説総覧 江戸時代に刊行された世界地図』改定英語版 World Maps Published in Tokugawa Japan -An Illustrated Catalog-(601頁)が2022年3月15日刊行されましたのでご案内いたします。
200部限定で発刊された今回の書籍には、「長久保赤水」が製作した世界地図も収録されており、赤水の偉大な業績が世界の研究者に届けられるものと期待しております。
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『図説総覧 江戸時代に刊行された世界地図』日本語の初版(359ページ)は2017年10月に刊行されております。江戸・徳川時代に日本で出版された世界地図をまとめた図説総覧です。この他、海田俊一著『流宣図と赤水図~江戸時代のベストセラー日本地図~』(2017年10月初版刊行)などがあります。各種ネット書店でも販売されていますので、ぜひご高覧ください。
🔶著者紹介【海田俊一 Toshikazu Kaida】
海田俊一氏は、心臓学を専攻し、東京大学病院で研究・勤務してきた医師ですが、四半世紀前からオランダやフランドル地方の古い巨匠の絵や版画、古い地図や天文図、西洋や日本の天文器具などを収集しています。
Imago Mundiの日本代表で、国際古地図研究協会(IMCoS)のメンバーでもあります。日本地図や世界地図に関する論文のいくつかは、IMCoSや日本地図学会の雑誌に掲載されています。(『図説総覧 江戸時代に刊行された世界地図』改定英語版 World Maps Published in Tokugawa Japan -An Illustrated Catalog-より)
※Imago Mundi(イマゴ・ムンディ)は1935年に設立された地図製作の歴史に関する世界で最古の国際ジャーナルで、半年に1回の査読付き学術誌です。国際古地図学会の機関誌で、古地図や地図製作(カルトグラフィ)の歴史の研究を対象としています。
🔷国際古地図研究協会(IMCoS)ホームページ https://www.imcos.org/