出版社が出前授業(茨城県高萩市立松岡小) 『地図に親しむ出前授業、地図帳使い方学ぶ』

出版社が出前授業(茨城県高萩市立松岡小)
『地図に親しむ出前授業、地図帳使い方学ぶ』
 地図に親しんでもらおうと、高萩市下手綱の市立松岡小(久保田将彦校長)で6日、教科書出版会社の社員を講師にした出前授業が行われた。参加した3、4年生78人は地図帳に触れながら理解を深めた。
 講師を務めたのは地理教育図書を出版する「帝国書院」の社員2人。黒板に市内の地図を張り、「松岡小から松岡中は、どの方角にあるでしょうか?」などと問いかけた。
 身近な施設を例に挙げながら方位記号や地図記号、索引の方法を解説した。授業の後半には実際に地図帳を使って、指定された地名の位置を調べる体験を実施。
 生徒らは自分の名字と同じ地名や、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」にゆかりのある埼玉県の春日部市などを探しながら使い方を身に付けた。
 3年生の羽富咲那(はとみ・さな)さん(9)は「いろいろな場所を探すのが楽しかった。(今後)分からない地名があったら地図帳を使って調べたい」と話した。(茨城新聞2025.6.13掲載)
▶︎前回に引き続き、「帝国書院」社員の方々が講師となり、高萩市立小学校で実施しました。「地図帳を読む」習慣が日頃より身につき、万が一の災害時にも慌てることなく役立ち、未来の子どもたちの命を守れたらと願います。