長久保赤水の「赤水図」学校教育で活用を‼    日本地図学会・長久保赤水顕彰会で動画を撮影   茨城新聞5月21日掲載

日本地図学会常任委員長の卜部勝彦教授(日本大学)の提案により、今年度から日本地図学会に「長久保赤水図専門部会」が設置承認されたことを受け、同専門部会と長久保赤水顕彰会は参加者を交え、5月14日・15日の両日、5倍拡大「赤水図」を活用した解説動画を撮影しました。(高萩市立松岡小学校郷土資料室)

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長久保赤水が完成させ、江戸時代の人々に広く愛用された「改正日本輿地路程全図」(赤水図)が令和3年度、初めて中学校社会科地図帳(帝国書院)に掲載されました。

長久保赤水の初の経緯線入り日本地図の登場により、自分が地球のどこに立っているのか、その位置を初めて人々は教えられました。

これまで伊能忠敬だけを学んできた教師なども多いことから、長久保赤水赤水図について詳しく知られておりません。日本地図成立の過程に「長久保赤水」が重要な役割を果たしている事を、学びながら広く知っていただけるように、解説動画や出張授業により地理教育の現場に新風を吹き込みたいと願っています。