◆チン電を描いた『海辺の町へ』 日立市の鮎川駅〜常陸太田市の常北太田駅を走っていた「チンチン電車」をご存知でしょうか?

大変な豪雨でしたが、被害はなかったでしょうか?台風一過のような陽射しでしたが、今夜が台風2号の通過予報です。くれぐれもご注意を‼︎
◆チン電を描いた『海辺の町へ』
日立市の鮎川駅〜常陸太田市の常北太田駅を走っていた「チンチン電車」をご存知でしょうか?当長久保赤水顕彰会からも著者:ときさききよしさんの絵本2冊が発行されましたが、チン電を描いた『海辺の町へ』(おおしま国際手づくり絵本コンクール2015 最優秀賞/発行:富山県射水市大島絵本館)が、常陸太田市の生涯学習誌94(4月25日号)に掲載されていましたのでご紹介いたします。
また、同誌9ページでは高萩市や水戸藩ゆかりの「一貫斉 中山信敬」も掲載されています。
以下はチン電のご紹介。民家の庭ギリギリに通過した不思議な記憶がよみがえります。
【チン電(日立電鉄線)】より抜粋。
 茨城県常陸太田市の常北太田駅と日立市の鮎川駅とを結んでいた営業キロ数18.1kmの鉄道。
1928年(昭和3年)開業。1947年全線が開通。以後、常陸太田市と日立市との間の輸送を担った。
 JR常磐線大甕駅とJR水郡線常陸太田駅と接続されているための乗り換えにも便利であった。
 しかし、乗客の減少による収入不足と橋梁などの設備更新の経費がかさむことなどを理由に2005年3月31日限りでの廃止された。
 日立製作所関連の企業への通勤客、河原子海水浴場への客などで賑わい、ピークの1961年には717万人の利用があったが、廃線時の2004年には140万人の利用であった。
 日立電鉄も色々な工夫で集客の努力をしたが、回復はならなかった。(以下省略)