小惑星ナガクボをご存じですか?
◆「ナガクボ」は、1992年に北海道のアマチュア天文家2人によって発見され、1万5763番目の小惑星として登録。
2016年4月、長久保赤水の業績を讃え「15763 Nagakubo」の名称に。この年は長久保赤水生誕300年の前年にあたる。
「ナガクボ」は直径約10㌔。探査機「はやぶさ」で知られた「イトカワ」は約540㍍。「はやぶさ2」が石や砂を持ち帰った「リュウグウ」は約900㍍なので、比べるとかなり大きい。
太陽の周りを約4年半かけて1周している。……(略)❇︎以上、東京新聞2023年6月13日掲載紙本文より抜粋。
小惑星を発見された北海道のアマチュア天文家のお2人、冠名を「ナガクボ」にと天文関係の方々が繋いで、長久保赤水の天文学と業績に新たな形で光をあててくださったことに感謝いたします。
江戸時代に生きた長久保赤水の地図や資料群が多数後世に残り、小惑星「ナガクボ」が宇宙に存在することを、ぜひ、未来を歩む子どもたちにも伝えたいと思います。