20170604_功労者表彰式_【国土交通省 つくば国土地理院】から功労者感謝状をいただきました
6月4日(日)に、つくば市の国土交通省国土地理院で、測量の日(6月3日)のイベントが、約2000人の参加で開催されました。このイベントにあわせて、長久保赤水顕彰会が表彰され、村上広史国土地理院長から功労者感謝状をいただきました。村上広史国土地理院長からは「長久保赤水顕彰会の業績は極めて大きい。今後も取り組みの一層の充実を期待している」と、さらなる激励のお言葉をいただきました。また、この日は、同院において、ミニ長久保赤水展も開催していただき、多くの家族連れの姿が見られました。イベント会場をご案内いただきました国土地理院の皆様方に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。さらに、同院売店では、長久保赤水顕彰会が発行した「長久保赤水の一生」や「長久保赤水書簡集」・「續長久保赤水書簡集」の現代語訳の冊子を12月まで置いていただけることになりました。また、7月末から今年の年末まで、2017年の長久保赤水生誕300年を記念して、新たな企画展示会を検討していただけるという本当にありがたいお話までいただきました。感謝の気持ちをもって、更なる長久保赤水先生の顕彰事業に邁進していきたいと考えを新たにしました。
平成29年度「測量の日」における功労者感謝状の贈呈について(国土地理院 様式2)
国土地理院では、測量・地図に対する国民の一層の理解と関心を高めることを目的として、平成元年度から、測量・地図に関する普及・啓発に顕著な功績のあった個人又は団体に対し国土地理院長から感謝状を贈呈しています。今年度は、以下の2個人・3団体の方々に感謝状の贈呈を行います。
(個人・団体五十音順 敬称略)
【 個 人 】 ◆一氏昭吉 ◆宮城豊彦
【 団 体 】 ◆一般社団法人宮崎県測量設計業協会(会長 西田 靖)
◆大分市小学校教育研究会社会科部会(会長 松尾 敦雄)
◆長久保赤水顕彰会(会長 佐川 春久)URL:http://nagakubosekisui.org/
長久保赤水顕彰会(以下「顕彰会」という。)は、近代地理学の祖といわれる、高萩市出身の長久保赤水の功績を広く伝える活動に取り組んでいる団体である。
長久保赤水は、伊能忠敬の実測の日本地図より40 年以上前に、緯線と方角線が入った地図「改正日本輿地路程全図」(赤水図)を出版した。地図には、北海道を除く日本列島が高い精度で描かれている。
顕彰会は、長久保赤水の作製した地図や作製過程(編集)の資料の整理に尽力するともに、地図の文化財としての重要性を広める活動にも力を注いでいる。特に、長久保赤水生誕300 年にあたる今年は、記念事業としてマンガ「長久保赤水の一生 付 赤水先生為学入門抄・志学警 現代語訳」の発行や記念切手の発行、地図・地理に関する専門家を講師とした講演会を開催するなど、長久保赤水の功績をとおして地図の重要性を広める活動に尽力している。
また、今年1 月1日に開設したHP は英文にも訳され、長久保赤水の業績や作製した地図を世界中に発信している。これらの活動は、地図や地理に関する普及・啓発に大きく貢献しており、その功績は極めて大きい。
長久保赤水先生の生誕300年記念事業に合わせて、表彰していただきました国土地理院の皆様には、重ねて感謝申し上げます。ありがとうございました。以上、6月4日(日)に、つくば市の国土交通省国土地理院で行われた、測量の日の報告でした。