G空間EXPO2021~地理空間情報科学で未来をつくる 長久保赤水顕彰会は【講演シンポジウム】内で地理教育に活用いただける動画をご案内しています。
長久保赤水顕彰会は昨年に続き2回目の参加となりますが、今回は【講演シンポジウム】内で高萩市製作の映画を含む動画3点を地理教育への活用へ、また、拡大床敷「赤水図」の教材活用をご提案しております。開催期間や内容は写真を拡大してご覧いただくか、以下リンク先より直接ご覧ください。
G空間EXPO2021 https://www.g-expo.jp/index.html
🔶ご覧いただくには🔶
トップページ、黄色の表示より下にオンラインコンテンツ3つの項目が表示されておりますので、長久保赤水顕彰会による動画のご案内は、【講演・シンポジウム】内(地図みらいコンソーシアム)を開き、「コンテンツはこちら」からご覧ください。
【地理総合スタート!~G空間技術で楽しく学ぶ地理・地形・歴史~【地理総合】【地理探究】向け【地図発展の未来への可能性】(地図みらいコンソーシアム)
テーマ1 「地図と地理空間情報でとらえる国土」
◇1-5 プログラム名~長久保赤水『赤水図』の新たな地理教育への活用~
【12月6日公開~12月26日まで】
高萩市・長久保赤水顕彰会 (日本地図学会…企画協力)
1 「その先を往け!日本地図の先駆者 長久保赤水」(約 50 分) 和泉元彌さんが長久保赤水役と
ナビゲーターをつとめ、赤水の幼少期から晩 年まで日本地図製作の経緯を含め、史実に基づき描いている。 家族や学友に支えられ成長した赤水は、 地図製作という大志を掲げ、学才に惹かれた多 くの人々がその志に力を貸した。赤水の一歩は現代、 未来へと繋がっている。
2 「~地図は何を語る~長久保赤水が可視化した日本」(約 19 分) 日本地図学会と長久保赤水
顕彰会の共同企画で制作した動画です。赤水顕 彰会がオリジナルで作成した「赤水図」 の拡大床敷地図をどのように地理教育 に活用できるか、実用的な手法を解説。
3 「長久保赤水 国の重要文化財指定記念・特別展の紹介と解説」(約 16 分) 令和2年9月30
日付国の重要文化財に指定された赤水関連資料の展示会期 間中、「改正日本輿地路程全図」をはじめ中国地図、 世界地図に至るまでそれぞれの資料を詳細に解説。
◇見どころ( 中高教員の先生が授業で取り上げる際のヒント・トピック・ コメント)
日本地図製作に於いて著名な「伊能忠敬」に至るまでの先人「 長久保赤水」や、 その長久保赤水が参考にした数々の先人たちの地図や資料、 現代の「日本地図」 が完成するまでの明確な経緯と時系列を学び、伊能忠敬の「 伊能図」と長久保赤 水の「赤水図」は特徴的に何が異なるのか、児童生徒・ 学生が明確に答えられる ように学ぶことも重要。 高萩市教育委員会と長久保赤水顕彰会は日本地図学会と3者連携し 、「赤水図」 5倍拡大床敷地図(423×644cm) を地理教育で活用することを提言しています。 拡大再現した江戸時代の明確な日本地図上に実際に乗って、見て、 触れて、そ の地図から読み取ること(地図を読む)を学び、 生徒自らが現代地図と比較検証 し発見をする、そうした体験的な新たな地理教育へのヒントが、 今回のプログラム に込められています。
【拡大床敷「赤水図」製作窓口など】 http:// nagakubosekisui.org/archives/ 4002
◇本企画「G空間技術活用で楽しく学ぶ地理・地形・歴史」 について
来年度から全国の高校で「地理総合」 が必履修科目としてスタートし、「地理探究」「日本史探究」 など地域探究学習と共に、新しい「地理教育」 の時代が始まります。
全国各地で青少年が地理教育等を通して、社会課題・ 地域課題について話し合い、地形の成り立ちや過去の災害、 先人の知恵と工夫を学ぶことになります。これらの取組により「 現在」から「未来」 への明るい希望と新たな可能性をもたらすことが期待されておりま す。
本企画は、産学官及び地理教育関係者が参加して、「 各地の博物館・資料館の展示や先進技術を使って、 いかに授業を面白くできるか」をテーマに、 地理等の授業で活用できるような教材・ コンテンツの一部をご紹介するものです。
◇地図みらいコンソーシアムについて
地図みらいコンソーシアムは、 産学官有志メンバーが集まるインフォーマルなグループで、 様々な社会課題・地域課題へのソリューションを目指しています。
地理空間情報をはじめ各種先進技術を活用し、全国各地の学校・ 博物館・資料館と連携し、授業やイベント等の場で「地理」「 歴史」「地学」をビジュアルに説明して青少年や広く一般の関心・ 理解を深めるために活動しております。
一昨年、 39年ぶりの日本開催となったICC2019国際地図学会議を契 機として産学官連携グループ「地図みらいコンソーシアム」 が発足しました。その後、 G空間EXPOにおいて2年連続して企画展示「日本の地図 過去・現在・未来」を開催して好評を博しました。今回は「 地理教育」がテーマです。