3月14日、茨城県立八千代高校(結城郡八千代町平塚・根本雄一校長)で、長久保赤水の拡大「赤水図」を活用した地理読図の授業が行われました。

3月14日、茨城県立八千代高校(結城郡八千代町平塚・根本雄一校長)で、長久保赤水の拡大「赤水図」を活用した地理読図の授業が行われました。
こうした授業は、高校では同校が初の試みで、卒業前の3年生に続き第2回目。授業者は高柳元(はじめ)教諭。

2年生はグループに分かれ、江戸時代に製作された地図と現代地図帳を比較しながら、地名と山名や河川などを探しながら楽しく読図を行いました。

参加した生徒からは、このような感想が聞かれました。
◆「今と昔で呼び名の違う地名があり、とても興奮しました。」
◆「歩かずに作ったものだけれど、正確すぎてびっくりしました。」

高柳教諭は、「次年度も赤水図の授業に積極的に挑戦していきます。」との力強い言葉が寄せられました。
「赤水図」活用の地理の授業が小・中・高に広がり、日頃から地図を楽しく読むことに慣れ、災害時にも咄嗟の判断が身につき、一人でも多くの尊い命が守られるよう願っています。