茨城新聞・連載寄稿文『知られざる赤水の天文学』第1回・第2回掲載のご報告と今後の掲載予定

長久保赤水顕彰会で令和3年10月20日付出版した『長久保赤水の天文学』(川口和彦・編著)に続き、長久保赤水の地図製作に活かされた「天文学」について、11月4日より4回連載で佐川春久会長執筆の寄稿文『知られざる赤水の天文学』が掲載されております。ぜひご高覧ください。

【第1回 日本初の星座早見盤 11月4日掲載】

 『長久保赤水の天文学』の帯原稿の中で渡部潤一氏(自然科学研究機構国立天文台)は、「知られざる赤水の天文暦学に関する代表作の著書『天象管闚鈔(てんしょうかんきしょう)』に綴じ込まれている回転円盤星座早見盤の仕掛けは、いわば日本で初めての星座早見盤と言っても過言ではないだろう」と書いておられます。※『長久保赤水の天文学』特別付録・赤水式原寸大星座早見盤を作ってみよう‼ 作り方を綴じ込んでおります。ぜひご一読いただきチャレンジしてください。http://nagakubosekisui.org/archives/3768

👉クリックして拡大、①日本初の星座早見盤

【第2回 生誕300年、小惑星に名 11月11日掲載】

 長久保赤水の生誕300年(2017年)を前に、太陽の周りを公転している小惑星に「Nagakubo」の名が付され、2016年4月22日、パリに本部がある「国際天文学連合」のホームページに掲載。「星の学術名」として認められ、『小惑星名辞典』にも長久保赤水の名前が収録されることになりました。

👉クリック拡大、②生誕300年、小惑星に名

🔷第3回、第4回掲載予告🔷

11月18日予定【第3回 『天経或門 天』上欄に赤道や黄道、経度、緯度の記載】

11月25日予定【第4回 長久保赤水が描いた『紅毛眼鏡ニテ見ル日月図』】