長久保赤水と深く交流があった安芸国(現広島県)の頼春水と子の頼山陽。頼山陽史跡資料館で特集展「頼家ゆかりの絵図」が開催され、「常州多珂郡赤浜村新屋宅長久保赤水隠居松月亭君侯憩息図」を展示。
開催期間は令和4年9月8日(木)~9月16日(金)
赤水の隠居所「松月亭」に藩主徳川治保候が来訪時の様子が描かれた「常州多珂郡赤浜村新屋宅長久保赤水隠居松月亭君侯憩息図」(寛政3年・1791頃/所蔵:頼山陽史跡資料館)を頼春水に送り寄題詩文を依頼したとされます。
右下の「古墳と埴輪を記録した図」に掲載の「備中国下津道南山古墳ノ図」は、頼春水と交友があった古川古松軒が伝えた可能性があると記されています。古川古松軒から赤水にも同様の図が送られ、長久保赤水重要文化財指定資料群に「備中国下津道南山古墳之図」(地図・絵図類NO.54)があります。
右上の絵図を送った木村蒹葭堂、古川古松軒や頼春水は共に長久保赤水と交流があったことがうかがい知れます。
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